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企業法務の業務内容

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Legal-function企業にとって必要不可欠な法務機能

経済産業省の「国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会報告書」は、企業法務の機能として、パートナー機能(支援機能)とガーディアン機能(牽制機能)を挙げています。

01

パートナー機能(支援機能)とは

経営や他部門に法的支援を提供することによって、会社の事業や業務執行を適正、円滑、戦略的かつ効率的に実施するようにする機能のことをいいます。企業が新規ビジネス分野に進出するにあたっては、法務は、そのパートナー機能を如何なく発揮し、経営方針やビジネスモデルを理解した上で、起こり得るリスクを先回りして調査し、経営陣に問題解決の枠組みを提示していく必要があります。

02

ガーディアン機能(牽制機能)とは

法的リスク管理の観点から、経営や他部門の意思決定に関与して、事業や業務執行の内容に変更を加え、場合によっては、意思決定を中止・延期させるなどによって、会社の権利や財産、評判などを守る機能のことをいいます。コンプライアンスに厳しい昨今、企業のちょっとした法的判断のミスが売上や利益を吹き飛ばし、企業のブランドイメージを毀損し、ひいては企業を存亡の淵に追い込むことになりかねません。法務のガーディアン機能は、企業を守るという重大な役割があります。

企業法務のパートナー機能とガーディアン機能は、車の両輪であり、両者が揃ってこそ、企業が安定して成長していくことができるのです。
ただ、中小企業が、法務部を持つことは、人材面や財政面で困難が伴います。だからこそ、弊所を法務部のアウトソーシングとしてご活用していただければと思います。